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2000 ITALY Archive

イタリア 1-1 ローマ

  • Posted by: bonzofire
  • 2010-07-19 Mon 22:47:13
  • 2000 ITALY
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2000年11月末、なんと、これがぼくにとって初めての欧州旅行。
それも、初めて、添乗員ツアーなるものに参加して。
うちのかみさんは、ロンドンに半年ながらも留学していたこともあるし、
個人旅行で何度か訪れていたそうだが、彼女にとっても添乗員付きツアーに参加するのは初めてだったらしい。

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教養のなさ、、と言えばそれまでだけれど、
かって幼い頃に、米国で10年近く住んでいた僕は、
欧州なんて、アメリカの沿線上みたいなものだろうから、それほど行きたいとなんて思ったこともないし、
こんな旅行でうん十万円も使うのは、もったいねぇ~って常に思っていた。

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だけど、一旦、行ってみると驚いたね。
今日の写真は、一日目の朝の散歩。
朝の集合時間前に、地図片手に、ホテル界隈をできるだけ散歩してこようって、
その際に撮った写真だけれど、このわずか一時間の間だけで、
今まで、自分が欧州に抱いていたイメージは崩れていった。。

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いままで、日本とアメリカでしか暮らしたことがない僕にとっては、
ローマで有名な物といえば、トレビの泉とか、スペイン広場とか、
一般の観光旅行雑誌にでてくる有名な建造物いくらい、だと思っていたんだけれど、
そうじゃなくて、それら有名な建造物を取り囲むものが、ちゃんと調和がとれていてとても奇麗。

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ようは、トレビの泉なんて、オマケみたいなもので、そんなものがなくても、街を歩くだけでも素晴らしい。
一番始めに入ったのが、宿泊していたホテルの一番近くの教会にふらっと入ってみると、
いきなり、カラバッジオ(以前大学で絵画の勉強をしていた際に見たことのあった作品)の作品が
何気なしに飾られているんだから。びっくり仰天したね。 (ちなみにその教会はポポロ教会)

このちょっとブレてる、教会の写真、装飾が凄いのだけれど、こんな教会でも、
地図にちょこっと小さく名前が書かれているだけで、日本ではそれなりの通の人以外、きっと
だれも知らない無名の教会。。 

これまた、自分の教養のなさを暴露しているようなものだけれど、
なんで、この教会は、雑誌でとりあげられるのだけれど、こちらは取り上げられないのだろう、、
なんてことがほとんどわからない。

初日、(まあ、それがローマだったということもあるけれど)、
この一時間の散歩ほど、いろんな意味で刺激を受けた散歩は生涯ない。

イタリア 1-2 バチカン

  • Posted by: bonzofire
  • 2010-07-26 Mon 00:44:48
  • 2000 ITALY


朝の散歩を終えて、本当のツアー開始。
まずはバチカン。 
で、本来であれば、このサンピエトロ広場の奥の大聖堂の観光のはずなのが、
あいにく、この日は、法王参加のミサと重なってしまい、中に入ることができず。
結局、遠目で、大聖堂を見るだけに終わりました。

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とにかく、初めての欧州なんで、見るもの全てが刺激的。
たとえば、この大聖堂だけじゃなくて、たとえば、この近くにあった、バスの地下駐車場。
地上にはこんな建物が目白押しなんだけれど、地下には大型観光バスが何十台って収容できる、
超近代化された駐車場があったことを記憶しています。
へえーすごいなあ~ たとえば、日本にはこんな駐車場、京都にせよ、東京でも見た記憶はないですよ。

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そして、ここから、われわれはバチカン美術館に移動するんですが、、
その道中、バイクに乗ったガキに、「ナカタ~ ナンバーワン」って叫ばれましたね。
また、どこかでは忘れてしまいましたが、
ゲージンの子供がNAKATAとロゴが入ったT-シャツ着ていたのを見たときは、ちょっと感動しちゃいました。
へえ~、ゲージンのガキから慕われる日本人なんて、、きっと彼が初めてなんじゃないかな、、なんて。

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バチカン近くのバス停。 こんなんでも、なんかアートしているように見えるのはなぜ?

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で確か、ここら辺から、美術館に入るのですが、もの凄い行列が、できているにもかかわらず、
このツアーで使用したJTBの特権です、、とかなんとかで、
長い行列を横に、一分も待たずに美術館に入れました。

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で、この美術館、、さすがに凄いんですが、
この当時は、まだフィルム写真の時代。 ちょっと暗くなると、三脚なしでは撮れなくなっちゃうんですよね。
もちろん、ミケロアンジェロの「最後の審判」がある、システィーナ礼拝堂
訪れましたけれど、やはり、写真は撮れませんでした。(ここはそもそも撮影禁止でした。)
大学時代、絵画歴史のクラスで、勉強した絵が、、 卒業してから10年超たって、
ようやく目の前に。。 その時の教授の熱弁とかも聞こえてくるようで、
ちょっと感情的になっちゃいました。

これら写真を見て思うのは、、、
、、、ローマには、もう一度行かなければいけない、、、って改めて思います。

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イタリア 1-3 ローマ

  • Posted by: bonzofire
  • 2010-09-06 Mon 23:42:33
  • 2000 ITALY
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そういえば、イタリアの写真もアップしていて、そのまま、ほったらかしになっていた。

で、前回のバチカンからの続きであります。

バチカン美術館の観光が終わると、昼食につれていかれた。
この昼食こそが、団体ツアーに参加してはじめての食事、、だったので、10年たった今でもよく覚えている。
ツアーの食事はまずい、、 と友達から耳が腐るほど聞いていたので、興味津々だったわけだけれど、

確かに、、、 なんでこんなところで、、、 と思うくらい、
街からちょっと外れたレストラン、
それも日本で言うと、下町の定食屋みたいなお店に連れて行かれ、
その時は、、、友達が言ってるのは、、こういうことなのかな、、なんて思っていた。
(どう考えても、ローカル以外こないようなお店、、どころか、お客は僕らのツアー客だけだた)

そんなレストランに、いきなり25人くらいの日本人の団体客が入っていくのだから、、
結構異様な光景としかいいようがない、、、 
そして、ぼくもそのうちの一人に入っている、、、ということが、
まあ、そんな事、今となっては全然気にすることでもないのだけれど、
あのときは結構恥ずかしく思えた。

だけど、その時の食事、ピザがメインだったけれど、ピザは至ってまともで、、
すげえ美味しいレベルではないにしても、
まずくて食べれないレベルでもなく、、 至って普通だった。

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そして、お昼が終わると、その日の午後は自由行動。

早速、地下鉄に乗って、
「あの」競技場に向かった。
半日しかないローマでの自由行動である。。 とにかく、有名どころを押さえないとだ。

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競技場の見学を終えると、フォロロマーノ脇を歩いて、
確か、ムッソリーニがバルコニーから演説をしてたエマニュエル二世記念堂を横目に、
旧市街の中心部に向かった。

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そして、次に訪れたのが、パンテオン
素晴らしい、、建物だったけれど、、、残念ながら、、、写真がない。(建物内が暗くて撮れなかった。)

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そういうことで内部は無理としても、
表は表で、結構な人で、、、  
今となれば、そんなことおかまいなしに写真撮っておけば、、と思うのだけれど、
残念ながら、、、 この一枚しかない撮っていなかったようだ。

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イタリア 1-4 ローマ

  • Posted by: bonzofire
  • 2010-09-18 Sat 21:14:17
  • 2000 ITALY
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パンテオンの次は、ナボーナ広場。
見る物見るものが新鮮で。

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しかし、時は11月末。 どんどんと日が暮れていく。
ということで、次は、トレビの泉へと。

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後で聞くとみんなおんなじ感想らしいが、想像していたより遥かに小さい。
ちょっと狭い路地の中に急に小広場が広がったところにあった。

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始めはちょっと拍子抜け、、気分だったけれど、
見れば見るほど、やはり素晴らしいなって、、

そしてこの後、早朝訪れたスペイン広場に向かったのだが、もうすぐに真っ暗になってしまった。

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この後、この近くにあった、
手袋屋さん、Sermonetaでしこたま手袋買いこんで、運良く社長さんとも会話できる機会に恵まれた。

そして、その後、ひやかしで入ったはずのブルガリで、
かみさんにそそのかされて、時計を買ってしまうことになる。。

で、なんと、ローマ初めての夕食は、、ホテルの近くで、、と
事前に日本で調べていたお店があったのだけれど、

一旦ホテルに戻ると、二人とも疲れ果ててしまったせいもあり、
夕食を食べることなく、気がついたら翌朝になっていた。。

イタリア 2-1 ポンペイ/ナポリ

  • Posted by: bonzofire
  • 2010-09-18 Sat 22:37:22
  • 2000 ITALY
ツアー二日目。本日はポンペイ遺跡とナポリ。

ローマから、そうだな、、片道バスで3-4時間超かけていったんじゃないかな。



そのポンペイ遺跡。。 
そもそも、あんまり遺跡に興味がない、、というのもあるけれど、
やはり、うーん。 ようわからん、、って感じで、
写真もほとんど何にもない。

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いまとなって覚えているのは、
このポンペイ遺跡よりも、そのあとにつれていかれたカメオの工房。
そんなものに一寸の興味もなかったのだけれど、
ここで見た緑色の(その当時で5、6万円)作品に目を奪われてしまい、
最後まで、買うか、買わないか迷うハメになった。
結局買わなかったのだけれど、、、今となっては、、
旅行先で買ったものはほとんど忘れ去られるか捨てられる運命に終わるにもかかわらず、
買わなかったものこそほど、記憶に鮮明に残る、、、ということがよーくわかってきた。 

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そして、ナポリ観光。 
といっても、ナポリは治安が悪く、港で写真休憩があっただけで、後は車窓観光のみ。

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ツアコンの友達の話によると、
ナポリ、フランスのマルセイユ、スペインのマドリッドが、一番、日本人に対しての治安が悪く、
大手旅行会社は、この3つの市で自由行動があるツアーはまず企画しないとか。。
(ちなみに、10年前の話なので、そこんところお願いいたします。)

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だけど、わざわざ、こんな遠くまできて、
何にもない、波止場で、はい写真休憩、、と言われても。
2、3枚写真を撮ったあとは、時間をもてあまし。。

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これはダメもとで、バスの中から撮った写真なんだけれど、
以外にまともに写っていたのでびっくり。

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たしか、この写真も、バスの中から撮った写真だと思う。


考え方はいろいろあるとは思うが、わずか2時間ばかりのポンペイ遺跡と、ナポリの車窓観光のために、
移動時間6時間超?

は、僕にとっては、、、 
わざわざここまで来る必要あるのか、、、
もう一日ローマ観光でもよかったのではと、 
かなり納得がいかなかったのだけれど、

その後もツアーに何度か参加させていただくうちに、、

まあ、こういったことががツアーなんです。
いやだったら、自分で個人旅行を、、、 ということが理解できるようになった。


ところで、ローマに戻ると、
今度は、土産物屋に連れていかれて、ここで一時間超時間を潰すことになる。

土産物屋といっても、街の外れの雑居ビルの地下室、、で、

ぼくらみたいな日本人ツアー客の為につくられたような、土産物屋。。


事前に聞いてはいたけれど、実際行ってみると、結構びっくり仰天。


日本人スタッフが何人も働いていて、、もう、ぼくらの到着を待ち構えてていてて、

そのお店に、一時間閉じ込められるわけだから、、

何にも買わないってのも、、、気が引けるし。。。


ま、こんなことも、その後、ツアーに何度か参加するうちに、

時間は(かなり)もったいねぇ~、、 とは思うけれど、


いやだったら、個人旅行で、、  ってことが理解できるようになったけれどね。




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