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2006年06月10日 Archive

借り物


いやあ、冷や汗かきかきだった。


先輩から借りていた大事なカメラ、ヘキサー(高級コンパクトカメラの走りといってもいいかな、、)が動かなくなったのだ。

それも、恥ずかしいことに、借りてから、2年半もたってしまってからである。

(こんなのを借りたという表現が正しいかどうかもわからない、、)


借りた当時は、ポジフィルムで、何本か試し打ちをさせてもらったのだが、この後2年間、ろくに旅行にもでたことのない僕は、ほとんど、カメラを使う機会がなくなってしまった。

(もちろん、旅行にでることだけが、写真をとることではないのだけれどね。
変な羞恥心一杯の僕は、観光スポットでないと、どうも恥ずかしくて、、写真をとるのは苦手なんです。)

信じてもらえないかもしれないけれど、この2年間、もちろん返そうと思っていた。 しかし、最後にとったフィルムがまだ何枚か残してカメラに入っていたため、せめて、その分を終わらせてから、、、と 思っていたら、そのまま、ずるずると時間だけが過ぎてしまうという悪循環に陥り、、ここ最近は、もう何もなしでは、返せない気分になっていた。


結局、もっと恥ずかしいことに、先日ついに先輩から返却を求められ、ようやく、長~い、このふがいない期間に終止符を打つ機会が与えられた。



僕は、すぐに、中途半端なフィルムを出してもらうために、なじみのカメラ屋さんにもっていった。

(というのも、使いさしのフィルムをどうやったら、巻き戻せるのかが、よくわからないからだ、、)

カメラ屋さん(カ) 「あれっ、、 何の反応もないですねぇー 」

僕 「えっ? うそでしょ? 」

カ 「ほら、スクリーンに出てるこのBC、これってBattery Check を意味してるのだろうから、バッテリー切れちゃってると思うよ」

僕 「ああ、よかった。 じゃあ、新しいBattery 入れてください」

展示しているカメラの中からBatteryを取り出し、ヘキサーに挿入する。
そして、スイッチをカチャ、カチャ。

カ 「うーん。おかしいなあー。 全然反応がないなあ。」

僕 「、、、 まじですか? なんでですかね?」

ここで、電圧テスターみたいなものを取り出し、バッテリーの電圧をチェックしはじめる。

カ 「やっぱり、この電池は問題ないね。ま、とりあえず、フィルムだけでも出そうか?だけど、このフィルムもう一年以上、カメラに入ったままなんでしょ。 きっと、こりゃ、もうダメでしょ。」

カメラ屋さんは、簡易暗室箱みたいなものの中にカメラを入れ、箱の蓋を閉じたあと、その中に手の中を突っ込み、器用な具合でフィルムを取り出した。

カ 「とりあえず、新しいフィルム入れてみよう。」
と、実験用にでもおいてあるフィルムを一本とりだして、カメラに挿入した。

カ 「うーん。やっぱり、何の反応もないね。」

カ 「そういえば、このカメラ裏ブタの、日付を表示するバッテリーも切れてるようだね。 もしかしたら、ここのバッテリーも換えないと、本体のスイッチがつかないのかもね。  ちょっと古めのカメラでは、よくあることだから、換えてみるね。」

僕 「はい、是非、換えてください」

裏ブタを再度開け、小さなドライバーで器用にバッテリーを取り出した。 しかし、元に戻そうとすると、なかなか、バッテリーが戻らないのである。

心(僕の心の声) 「うーん。なんか、大げさになってきてしまったなあ、、、(汗)」


カ 「そうなんだよね。ちょっと昔のカメラとなると、こういうバッテリー入れるのもコツがいってね。これなんかまだ簡単な部類だと思うよ。 なかなか上手い具合に入らないけれどね。」

それから、また、1、2分格闘したあと(僕には5分くらいはかかったような気がした)、新バッテリーは入るべき鞘におさまった。

カ 「うーん、まだ、だめだね。 動かないね。」

カ 「きっと、長い間バッテリーを入れたままにしたから、カメラのバッテリーを接触するところが汚れてる可能性もあるね。」

と、バッテリー蓋を開け、中をのぞきはじめた。

カ 「ねえ。ちょっと、このカメラ、預かってもいいかな?」

僕 「えっ? ちょっとそれは困るかも、、 今日返すことになっていまして、、、」


心 「げろげろげろげろ」

カ 「いやあ。 ほんの1時間くらいだよ。 カメラのサービスセンターに電話かけて、どんなもんか聞いてみるよ。」

僕 「あっ。 そうですか。 じゃあ、聞いていただけますか? 1、2時間後に戻ってきますので、もし、修理に出さなければいけないのであれば、一旦先輩に事情を話して、先輩がOKっていってくれれば、また、こちらに修理をお願いしますので。。。」


2時間後

僕 「いかがでしょうか?」

カ 「これは、うちでもダメみたいだね。 メーカーに修理してもらうしかないみたい。 はいこれ、連絡先。 向こうから、回収に来てくれるみたいだよ。 とりあえず、メーカも見てみないと、何も始まらないみたいだね。」

心 「あわわわわわ、  と、と、とんでもないことになってしまった。」

僕 「わ、わ、わかりました。 とりあえず、新しいバッテリーだけでも、入れておいていただけますか?」

カ 「だって、これから修理に出すんでしょ。 新しいのなんて、いれなくていいよ、もったいないから。」

心 「なんて、商売っ気のないおっさんなんだろう、、、  俺が入れてくれって言ってるんだから、入れてくれよ! 先輩にバッテリーなしの状態で、どうも電気がカメラが流れないんです、、って返しにくいじゃないかよ。。」

僕 「そ、そうですよね。 今回は本当に色々見て頂き、ありがとうございました。 それでは、小さいほうのバッテリー代&%#円です。 なにか進展があれば、また報告します。 ありがとうございました。」

カ 「ごめんね、力になれなくて。」


そして、とぼとぼ、カメラを会社に持って帰り、いつこの醜態をさらけ出したらいいのか、悩み始めたのだが、1、2時間たってだろうか、、、もうこれ以上ずらしても、意味ないわ、、、 と思い、先輩に、ことのいきさつを話した。

こんなバカな出来事にもかかわらず、心寛大な先輩は、「大丈夫、大丈夫、、、家でちょっと見てみるから、、、」と顔色一つ変えずにカメラを手にとってくれた。

僕 「絶対に、修理代全額持ちますので(当たり前だろ!)すぐにでも、修理に出していただけますか、、」

先輩 「どうってことないかもしれないんで、とにかく家で見てみるよ、、、 」

僕 「はあ、、、 本当にすみませんでした、、、」




(1日後)
先輩からE-Mailが送られてきた。

「ヘキサーですが、新しい電池を入れて、メインスイッチを何度かon、offしたら正常動作するようになりましたよ。御心配をおかけしました。寝てたところを急に起こされたので機嫌が悪かったんでしょう。」


へたへたへたへた、、、、

「あー、よかったあ。 」



とにかく、先輩には、この場を借りて、
今回の醜態についてもう一度、お詫びしたいと思います。

本当に申し訳ありませんでした。深く反省しております。

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