FC2ブログ

Home > 2006年10月02日

2006年10月02日 Archive

We Get Request - Oscar Peterson Trio


前日の続き。

どうも、昨日のネタの一部で、オスカーピーターソンは、素人受けのピアニストみたいなニュアンスを伺わせたみたいだけれど、果たしてそうなのだろうか?

日本でも、海外でも、どこでもそうなんだけれど、一部の人間って、もちろん功績があっての話だけれど、その上に妙なカリスマ性をもった人がいるんだけれど、こういった人たちって、なんか、神様っぽく扱われるというか、、、、 また、そのカリスマ性の強さのためか、実を言うと、功績以上に評価されちゃたりしてるんじゃないかなあって思われる人っていると思うんだけれど。

で、その後ろには、本当は実力があるんだけれど、どうもカリスマ性にかけるためなのか、、、それとも、やはり先任者の後追いをやっているだけだからと評価されるためなのか、、、何故かあまり評価されない人って、どんな世界にもいるよね。 JAZZ界では、こういった人たちをB級演奏者って呼んでるみたい。 

個人的にはA級、B級とか、そんなことにこだわるよりも、自分に素直になって、好きなものはいいし、嫌なものは嫌って判断すればいいんだとは思うけれど、、、 しかし、JAZZなんて、テレビで放送してるわけじゃないし、アルバムもMUSICANも多いんで、そもそもどれを選んだらいいのかもわからない。 その上、キャッチーなメロディがなければ、楽器でもやってない一般の人だったら、どれ聴いても同じような感じもするし。 そういったこともあり、どーしても聴き始めのころは、JAZZの本から入らざるをえなくなったりするんだけれど、こーなると、今度はろくに自分の耳が鍛えられる前から、いいのか、わるいのか、よくわからない知識を埋め込まれちゃったりして、最悪の場合、その後も、ずうっとこういった知識をベースに音楽を聴かざるをえなくなったりするのね。

で、ほとんどの人たちが思っている、
JAZZ界でのA級Pianistと言えば、
Thelonius Monk セロニウス モンク
Bud Powell バッド パウェル
Bill Evans ビル エヴァンス

これじゃ、あまりにも数が少ないんで、これら三人は、超A級って呼ぶ人たちもいるみたいだけれどね。

だいたい、JAZZ聴いてる人たちと、ピアニストの話すると、だれの話をしていても、「あっ、彼は、モンクっぽいよね、、」みたいな感じで、ほとんどのピアニストに関する会話は、この三人に帰結するのである。 

恥ずかしいのだが、僕も、少しばかりこういった知識があるせいなのか、それとも、自分も何か霊的に感じるものがあるのか、彼らの音楽がどうやこうやって言う前に、僕も、この三人ついては、なんか名前だけで、カリスマっぽいものを感じてしまったりしてるんだけれどね。



あっそうそう。 今日はOscar Peterson の話だったんだ。 (随分また、ずれてきてしまった)


で、OscarPetersonがどこにいるのかって言うと、なんか、一般受けしすぎるせいか、JAZZ愛聴する一部の評論家間では「C級」って呼ばれたりしてて、、(嘘)


Oscarって、カナダ出身のせいなのか、
BlueNote(アメリカのJazzで一番人気があると言われるレコードレーベル)とあまり縁がなかったせいなのか、
そのため、アメリカの大御所演奏者とあまり競演しなかったせいなのか、
JazzMusicanにしては珍しく、30-40台で亡くなることなく、いまも現役で頑張っているせいなのか、
どーも、メロディーが一般受けしすぎるせいなのか、、、
それとも、あまりにもデブなせいなのか、、、

とにかく、日本では他のピアニストに比べると、評価が低いような気がする。




でもって、今日紹介したいアルバムは、

We Get Request

ある意味、これもJAZZを代表するアルバムなんじゃないかなって思う。

Jazzってこんなもんだろう。。 って人それぞれによって、そのイメージは違うとは思うんだけれど、

個人的な主観ではあるが、SwingやBigBandをのぞくと、大抵の人がイメージするJazzってのが、このWe Get Request なんじゃないかなって思う。

Bud のScene Changes がメンバー、もしくは楽器とのガチンコ、一発勝負のぶつかり合いのJAZZだったら、

こちらのJazzはおしゃれなBarで、カクテル片手に、可愛い彼女と(一度もそんな機会なかったなあ。。。 うんうん。)一緒に聞きたいBGM、、じゃなかったJAZZだ。  (BGM=Back Ground Music)



このアルバムは
メロディーがある。
スピードもある。 
バラードもある。
ソロもある。
テクニックも凄い、確かにOscarが一番だけれど、みんな上手い。

しかし音楽がまとまりすぎてるのだ。 (それのどこが悪いのだ!)

というのは、一演奏者が主張したいことは、あくまでも、一曲、一曲のフレームワークから飛び出さない。
よって、みんなバカテクなんだけれど、聴くぼくらは、演奏者一人に集中しないと、その部分が流れてしまうのである。
それはそれで凄いテクだよ。 確かに、BGMとしても聴けるし、集中すれば、したで、うまいなあ、きもちいいなあ、って感じさせてくれるのである。

オスカーの流れるような、ピアノソロに耳を傾けて、速いなあ、メロディクだなあ、うん、うんって関心してる間に、体がベースにつられて揺られ始めて、足はドラムビートを刻みはじめて、最後にはメロディーを口ずさみはじめるってかんじかな。(軽く書いてるけれど、彼のソロは本当にメロディクだよ)




2回ゆっくりPLAYBUTTONを押してください。
(この曲はWe Get Request に入っているよ)


ちなみに、今も、何曲かPickUpしようと、聴きながら書いてるんだけれど、知らない間に、どんどん、次の曲に行ってしまう。。


一方、BUDは、BGMとして聴けない。音楽に集中できなければ、彼の音楽はうるさく感じてしまうんじゃないかなってJAZZである。聴いてる人よりも、弾いてるやつさえ楽しけりゃいいやってJAZZかな。

BUDがほとんどぶっつけ本番だったら、OSCARの方は、バンド全員、ちゃんとみんな楽譜渡されて、みんな勉強して、聴いてる人が楽しんでくれるようなJAZZをみんなでやりましょって感じのJAZZって言えば正しいのかな。

しかし、何れのJAZZもトリオ。 ピアノ、ドラム、ベースとあとは、演奏者のうなり声だけ。
(オスカーもうなり声で有名なんだけれど、このアルバムではあまり聴けないんだけれどね。)


もし、機会があれば、この対比する2枚、ぜひ聴いていただきたい。


最後にこんなこと言うのもなんですが、彼は今も現役で、発表されているオリジナルのアルバムなんて100枚超えてると思います。その中で僕が聞いたのは、わずが4-5枚くらいなんで、まったく、僕の言ってるオスカーのことなんて当てになってないかもしれません。 すみません。



Index of all entries

Home > 2006年10月02日

TAG CLOUD
SEARCH
LINK
MONTHLY ARCHIVE

Return to page top