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2006年10月05日 Archive

Mysterioso - Thelonius Monk


今日はモンクだ。  セロニウス・モンク。

これで、とりあえず、超A級ピアニスト3人(また言ってる!)とC級ピアニスト(嘘)一人カバーできた。


なんてね。


この人の名前を聞いて、まず、僕は「一体この名前は何なんだ?」と思うんだけれど、彼の音楽も、この名前通り、一言であらわすと「変」、これしかない。

そして、音楽も「変」であれば、彼そのものも、相当の「変人」だったらしい。



とにかく、この人は個性の固まり。 



どれだけ、音楽にうとい人でも、モンクのピアノを聴けば、「??」って思うはず。

「??」って思うだけでなく、次に彼の音楽を聴くと、これはモンクのだ!!って、わかるくらい個性が強い。



この人ふざけてんの?   それとも 真面目にやってるの?



もちろん、ふざけるだけでこんなことができるわけない。

雑音になる一歩手前で止まっているし。。。


真面目にやってるんであれば、思考回路がぼくらとは異次元のところで回っている。

はずしている音も、はずしているリズムも全部計算済み?



きらいだと思えば、とことん好きになれない音楽。

好きになれないどころか、うっとうしい。
  


好きだと思うと、もう病的に好きになってしまう。

彼のへんてこりんなリズム、一音、半音外れた独特のメロディー。

それらが頭の中を回りはじめると、一日中とまらなくなる。



と、ずらずら書いているが、
彼は単に変なピアニストでもなく、すぐれた作曲家でもあり、コンポーザーでもある。



彼は、なんとBudPowellにピアノの手ほどきをしたと言われてるし、なんとサックスのJohn Coltraneだって、Monkに音楽理論を習ってからスーパースターになった
と言われている。それまでのColtraneは、ただのサックス吹きまくりオヤジだったと言われる。

すぐれた作曲家といった意味では、もうモンクを聴いてみてもらうしかない。どれも個性の強い曲だし、
Round About Midnight などは、たとえモンクのオリジナルではなくても、だれもが一度は聞いたことがあると思う。

コンポーザーと言った意味でも、もうモンクを聴いて、独自に感じてもらうしかない。 単に各演奏家の弾きまくりではないし、ハードボップにありがちな、一つのメロディーを軸に、演奏家ひとりずつソロやって、はい一丁上がり! ってな感じではない。 メロディーはおろか、だれかがソロを弾いている際のバッキング、ようは、イントロからエンディングまで、ちゃんと構成、完成された曲だ。 スタイルは違えど、マイルス・デイヴィスの完成されたJAZZに通じるものがある。 


そして、最後に一ついえるのは、モンクの音楽と言えば、ほとんどが、彼の単独のソロピアノが、サックスを入れたカルテットが主流。

トリオものもあるかもしれないけれど、JAZZ歴4-5年の若造の僕は、まだお目にかかったことがない。


これまで紹介した三人のピアニストもトリオが主流。


普通ピアノだけで食っていけるほどのMusicianは、サックスなんてあまり自分のバンドに入れないと思う。 なんでかというと、サックスの方がどうしても、その音色や、演奏している姿から、どうしてもバンドにサックスを入れると、サックスが音楽のみんなの注目を集めるからだと思う。

じゃあ何故、モンクはトリオじゃないのか。

なんと、モンクは他の人がソロを取っていると、ステージで、のらりくらりと踊りだすのだ(らしい)。


サックスプレーヤーどころじゃない。 客の視線は自然と彼に集まる!

ってのは、嘘かもしれないし、本当かもしれないんだけれど、


真面目に言うと、それ以上にモンクのピアノは、サックスに負けない程の個性がある + 先述したとおり、彼の勝負処は、ソロだけじゃない。 バッキングもそうだし、メロディーだし、曲の構成である。 


今日のYoutubeからの作品は

Blue Monk を 貼りつけさせてもらった。

Playボタンをゆっくりと二度押してください。

3:00過ぎからのモンクのソロは圧巻!
4:30過ぎからベースがソロをはじめると、モンクがピアノを立ち、ふらふら踊りだす!(残念ながら、ほとんどフレームから除外されているけれどね)



だらだら書いていたら、とめどめもなく長くなってしまい、アルバムを紹介するには、もう寝なければいけない時間になってしまった。

よってタイトルだけにしよっと。


僕の5-7枚くらいしか聞いた事のないモンク歴で、一番気に入ってるのは、

Mysterioso

みんなも聞いてね。  (おいおい、それだけかよ?!)

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