Home > 2006年12月

2006年12月 Archive

小包




30日。

今日は、散髪行って、車洗って、年末年始のための食材を買ってきた。

毎年、実家に帰省するのだけれど、今年は突然の事情があり、東京で過ごすことになった。

先週、急遽帰省できなくなった旨を両親に伝えた。


と、思うと、


今日は、うちの実家から、正月の食材を詰め込んだ小包が明朝届くように配送したとの連絡があった。


夫婦40を超えて、これだけ両親がまだ気を使ってくれる。


本当にありがとうです。 


と思う一方、自分たちに子供がいたら、そこまで僕達はできるのだろうか、、、と思うと、、、ちょっと複雑な気持ちになってしまう。




そーいえば、両親に懺悔しなければいけないことがある。


10-15年前だろうか、、オームの週末ってのがあった。

サリン事件があった2,3ヶ月後のある週末、東京のどこかでまたサリンをばらまくって噂が流れた。


その噂を知った僕の両親は、その頃一人暮らしだった僕のところに、週末は家から出るなと、食料品をつめた小包を送ってきたのである。

まあ、特段何の予定もなかったので、僕もその忠告に従うつもり、、、ではあった。

しかし、金曜日の夜に、名古屋の友人から電話があった。

「明日、明後日と、支店の女の子たち数人とDISNEY LANDに行く予定を立てていたんだけれど、オームの噂で、何人かキャンセルせざるをえなくなって、チケットがあまってんだけどさー、おまえ来ない?」


「、、、、、」


軽く「別の予定があるんだ」って言えばそこまでの話だったにもかかわらず、


「女の子数人が来る、、」

となると、、男の情けないところで、断れないのである。



そして、翌朝、僕は、鼻の下伸ばして、DisneyLandに出かけたのである。


その日は、初春で、これまた、とても天気のいい日の土曜日。

DisneyLandである。 さぞかし、混んでいるのかとおもうと、、、オームの噂のおかげで、ガラガラだったのである。


そして、背広姿でガタイのでかいオヤジたち。 、、、ドー見ても、お客さんというよりは、この日特別に雇われた警備員と思われるオヤジが沢山園内をたむろしているのである。


そーなのである。  オームの噂というのも、そもそも、人の集まるところをオームは攻撃するだろう、、ってことで、

新宿、渋谷、銀座、DISNEYLANDが攻撃される筆頭候補として噂されていたのである。


さすがに、「うーん。 これはちょっとバカなことしたかもしれない。。。」って僕も後悔しはじめた。



もし、攻撃されたら・・・

サンダーマウンテンに乗りながら、葬式に参列する両親の姿が脳裏に浮かんできた。

「うちの息子は、オームの噂を知りながらも、DISNEYLANDに遊びに行く誘惑を抑えきれず、こんなことになってしまいました。」



いまだに、もしあの時、DISNEYLANDで何かあったら、どう両親に顔向けできるのだろうって、、 両親から小包が送られてくるたびに、思いが頭を掠めるのである。


写真は11月末での旧古河庭園です。
なお旧古河邸に入るには事前予約が必要とのことで中にははいれませんでした。

Index of all entries

Home > 2006年12月

TAG CLOUD
SEARCH
LINK
MONTHLY ARCHIVE

Return to page top