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2006年12月24日 Archive

デジカメ




デジカメって凄いなあって思う。


僕が初めてデジカメに触れたのは、3年前。 かみさんが旅行に行く前に「これからはデジカメよ!」って買ってきた。

僕のカメラ歴は、6,7年前に、一眼レフを購入したところから始まったのだけれど、

かみさんがデジカメを買った頃は、まだ根っからの銀塩派(フィルム)だった。

(といっても、バリバリにポジで撮ってたわけじゃないから、銀塩派って言える資格もないんだけれどね)


しかし、一年もたたない間に、かみさんが撮った写真をコンピューターで見たり、
友達がデジカメで撮った写真をちょっとした写真集にしたものとか見ると、

「うーん、これはちょっと面白いかも。。。」

って思い始め、ぼくもその頃、初めてのデジカメを購入、
そして、今年半ばには、初めてのデジ一眼レフまで買ってしまった。


で、何が凄いのかってところだけれど、


簡単に言えば、

写真を撮る人の層をすっごく増やしたことだと思う。

いままで、「写真なんか、、」って思ってた人も、写真を撮るようになったり。

それどころか、デジカメの普及によって、新しい感性を持った人たちが写真の世界に、どーんって入ってきたんじゃないかな。


昔、カメラって、「おたく」とまでは言わないけれど、まあ、だいたい、おやじ中心で、「それなりの人」が楽しむだけ、みたいな世界で、だからこそ、日本人特有の固定観念で固めつくされた世界だったような感じがしないでもない。

昨夜、フィルムカメラを買った際に買った、「初心者でも綺麗とれる写真術」の類の本をペラペラ見てたんだけれど、
「風景写真は被写体と平行に撮らないと安定感がない、、」とか、書いてある。

つい、5、6年前でもこんなことが、まかり通っていたわけだ。

もちろん、絞りがどうだこうだとか、被写界深度は云々とか、技術的にためになることも色々書いてある。

撮った写真が、現像するまで確認できないフィルムの世界であれば、自分が撮りたいように確実に撮りたいのであれば、こういった知識は少なからずとも必要だったと思う。

うちのオヤジからも、カメラが上手くなりたければ、一枚撮るごとに、絞りやシャッタースピードを記録しないと、いつまでたっても上達しないって、、、よく言われたものだ。  もちろん、生まれつきグータラな僕はそんなことできるわけがない。


だけど、デジカメってこういうハードルを潰してしまったというか、、、

ちょっと昔であると、こういった予備知識とかなければ、「その」世界に入り込むことができなかった。

もちろん、デジカメでも、こういった予備知識があれば、より一層楽しむことができるのかもしれない。


しかし、今は、こういった知識は、必須項目じゃなくなってしまった。


そのうえ、当たり前なんだけれど、シャッターボタンを押すコストが、フィルムに比べて「ただ」に近い値段になってしまったことが大きい。 

昔は、シャッターボタン、一回押すと、一枚??円って世界で、経済的余裕がなければ、常に、「この被写体は撮るに値するものなのか」、、、なんてことに頭を悩ませていた。(ケチな僕だけが考えていただけかもしれないが)  ようは、冒険的な写真は、なかなか撮れなかったのだ。


デジカメは、この二つのバリアを崩してしまったと僕は思う。

細かいうんちくを習う必要が薄れたこと + 経済的バリアをなくしたこと

この結果、いままでの写真の世界ではいなかった、もしくは入ってくる事ができなかった、人たちをどんどんと写真の世界に呼び込んだんじゃないかな。

そして、

センスのいい人は、一段とセンスがよくなったんじゃないかなって思うし、

今まで、自分にはないと思っていたセンスを、新たに見つけることができた人も多くいると思う。

それに、さっきも書いたけれど、新しい感性を持った人たちがどんどん入ってくることを可能にしたせいで、

建物をナナメに撮ることが、そんなにおかしくない世界になってしまった。

ようは、これは、こういう風に撮らなければいけない、、みたいな固定観念が相当薄れてしまった。


これはデジカメが出てきたからこそ、可能にした世界なんじゃないかなって思う。



これから5年後には、どんな写真の世界が広がってるんだろう。

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