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2014年01月17日 Archive

建築設計家になりたかった その二

では、建築設計家になるのをやめた経緯。

前ネタでは二週間でやめた、、と書きましたが、実際は一週間ちょいでやめちゃったはずで、
まあ、それはそれは衝撃的な一週間だったと思います。

話は長くなりますが、、今の一週間、、なんて、(朝起きて、会社行って、帰ってきて、風呂はいって)*5
ですが、、あの時の一週間の濃さ、、今で言うと、ゆうに二年間くらいの内容があったんじゃないかな、、と思いますね。



というのも、まず、はじめての大学生活でしょ。
そして寮に入って、ルームメイトと初対面。 また、隣の人たちとも顔合わせ。
寮のルールを教わって、たとえば、食事カードとかの使い方なんてのも教わって。。
そして、自分の時間割づくり、、といっても、建築設計部で取得しなければいけないクラスが決まっているので、
これに関しては、大学に来た直後はそれほどたいしたことはなかったんですけれどね。

P1180284.jpg

と、前話が長くなったのですが、
大学に到着した翌日なのか翌々日なのかは忘れましたが、初めての僕の学部に行ったわけです。

ここで、第一のびっくり。 学部の部屋がぼろぼろ。

そして教授が、
「ここがあなた達のスタジオです。  
この部屋で、キミタチは5年間(建築設計は5年のプログラム)のほとんどを過ごすことになります。
ほとんど、、というのは、寝泊まりも含めて、、ということ(になると思う)ので、
キミタチが快適に過ごせるよう、自分たちに都合のいいよう模様替えしてもいいよ」

P1180283.jpg

まあ、今となっては、なにがそんなにボロだったのか、、ってのも覚えていないんですが、
とにかく、なんで、わざわざ大学にまではいって、こんな廃墟のような薄汚い部屋で5年も過ごさなければ
いけないんだ、、なんて思ったことはよく覚えています。
(ちなみに、この部屋は、僕らが入学する前の年に卒業した生徒が5年間スタジオとして使っていた部屋で、
彼らが、使っていた道具とか、備品などが、別部屋に山のように積まれていて、使いたい物があれば、取り放題でした)

だけど、本当にびっくりしたのは、ボロい部屋じゃあありません。

翌日、ぼくがこのスタジオに戻ってくると、もう何人かの生徒が、、
その自分の机(とその周り)を快適な空間にするべく、いろんなことをやりはじめてるんですね。。

たとえば、ペンキをもってきて机に(かなり奇抜な)色を塗ってたり、、
大工の得意なのは、横になれるよう、細長いベンチや棚を作っていたり、、

しかし、、強烈だったのは、ぼくの後ろの机を確保したやつ。

これはいまでもよく覚えているんですが、

どこかで、窓のフレーム(外枠)を拾ってきて、彼の机の前に位置するところにぶらさげてるんですよ。

「これは、僕の心の窓なんだ、、 だから、僕に話すときは、かならずこの窓を通して話しかけて、、」だって。


これには、僕もかなりびっくりしましたね。


ここは、、僕が想像していたようなところではないかもしれない、、、、 と。

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