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Kind of Blue - Miles Davis



なんと今年は、このアルバムの60周年だそうです。。
ジャズが好きな人であれば、知らない人はいない、、ではなく、持ってない人はいない、、ってくらい有名。

一方、それまでジャズファンではない人が、そのことを聞いて、じゃあ試しに聞いてみよっかって、
このアルバムを買って、
「えっ、ジャズっていいじゃん、、」となったのはいいものの、
次を買って、また次を買って、だけど、、、結局、このレベルのものになかなか出会うことができず、
「やっぱりジャズはわかんね」って感じになった人も多いと思います。

そういった意味で、、これはジャズではなく、違うジャンルの音楽と言われることもあるみたい。
ジャズを超越したのかもしれないし、もしくはジャズをベースにしたムード音楽というか、、

じゃあ、何が今までのジャズと違うのかと言うと、今までのジャズが、コード進行をベースに、
各楽器奏者が、その時々のひらめき、即興が中心のソロを繰り返す、
これを多くの人はごちゃごちゃうるさく感じてたわけですが、
この、Kind of Blueは。モードジャズって呼ばれているのですが、
コードじゃなくて、メロディーをベースにしたジャズになっているわけですね。
要はメロディーが主体になっているので、今までよりも、一般受けしやすいわけですよ。

ただ、ミュージシャンにとっては、このアルバムの前までは、いわゆるビバップといって、
コードのキーさえ合っていれば、あとは速さ任せて、弾きまくりでも、ある程度ならどうにかなっていたのが、
ソロそのものがメロディーの縛りを受けることにより、
今までのような手グセ半分の弾きまくりができなくなった、、わけです。
結局、ミュージシャンはそれまで以上に考えて弾かなければいけないので、大変になっちゃったわけですね。

まあ、そんなこともあって、このアルバムを機に、
それまでビバップ一辺倒だったジャズが、
オーネットコールマン、アルバートアイラーとかのアブストラクト系、
皮肉にもモードを一番理解していてそれを一段と進化させた白人ジャズマン、ビルエバンス、
このアルバムでも一番場違いなソロを繰り返す、ジョンコルトレーンは、より精神的な世界に傾倒していく、、
とか、一気にジャンルが広がっていくわけです。。



ま、いずれにせよ、、60年どころか、600年後も聴き続けられるアルバムだと思います。
では、こちらでアルバムを。



こちらは、Kind of Blue の一曲目 So What の超貴重なビデオです。



マイルスのソロが、モードに忠実なのに対して、その次のコルトレーンは、、すごく苦しそうですよね。。
初めはメロディーを発展させようとするものの、なかなかできず、結局、速さに任せないと、即興ができないので、
初めと終わりのノートは同じなんですが、中身が単なる音符の羅列になっちゃっていますよね。

コルトレーンの後のピアノのソロ、ウィントンケリーって彼もジャズの世界では神様系なんですけれど、
アルバムは白人のビルエバンス、、この二人のモード扱いが違うだけで、、アルバムとこのビデオでは、
全く異なる雰囲気の曲になっているかと思います。

(コルトレーンファンの皆様、、すみません、、あくまでも私の主観ですので。。)
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